メートルって。

興奮の男子400mリレー、伝説の3冠3連覇のウサインボルト、その他競歩でもマラソンでも、距離ゲームには必ずついてまわる「時間と距離」。以前も記載したが「ヤードポンド法」(8月7日)とは異なったフランスが創設した 競技規則の基本となる、「メートル(センチ)」の起源を探った。サッカーでも、ヤードポンド法から変換したメートル法で微妙な数値になっているのは既に紹介しているが、そもそもメートルって何?といった疑問がこの年になってでてきた。皆さんはお忙しいから、或いは若い人はそんな事考えた事ないでしょうし、興味ないでしょう。誰かが決めたのだからそれでいいじゃん!といったところでしょうか、例えばバスケットボールのあのリンクの高さ305センチは, 2mサイズの大男がジャンプして丁度よい高さにセットされてます。誰がどう考えたのか?サッカーのゴールも高さ244センチは、男子バレーボールのネットの高さと243センチとほぼ同じです。不思議で夜も寝れません。(笑) UKでは、サッカー創設時代の1860年代は男子の平均身長が165センチですから、現状のゴールの大きさでは絶対になかったと想像できます。話しは長くなりましたが、肝心の「メートルの起源」。これは1792年大航海時代を経て地球規模での航海や、交流網が発達すると、長さの単位がまちまちな状態では不都合多くなり、これに最も熱心に取り組んだのが既に地球測量の実績をもつフランスであった。様々な測量方法が検討された。最終的には北極点から赤道までの「子午線(しごせん)」の1千万分の1を、「1メートル」とする定義が決まった。何故に1千万分の1かとなると、地球1周で子午線はその4倍、4000万メートルになるように考えたようです。(子午線:北極点と南極点を結んだ大円)。しかしながら、実際に北極点から赤道まで地球の四分の一を測量するのは不可能に当時は近かったので、フランスのパリを起点とする、北はフランスのダンケルクから南はスペインのバルセロナを一直線に引いて、両方からそれぞれにフランスから学者が派遣され、6年の年月を費やしで三角測量にて測量した結果、それを「メートル原器」なるものに製作したものが、添付写真のものであります。白金で作られた板状のメートル原器はフランス国立中央文書館に保管されたが、現在は「メートル原器」も紛失したり気候などで変形することもあり、1983年からは、「光が進む距離」に変更され、真空中で光が3億分の1秒で進む距離が、現在の「1メートル」となっている。味気のない話になったが、昔の人々は足で稼いで、懸命に測量したわけです。そんな努力に今では考えられないでしょうが、一つの定義付けを確定するためにも命がけで実施していたことに敬意を表しますね。選んだ道程が、ダンケルクからバルセロナがなんかいいです。因みに 現在の地球円周はまん丸ではありませんので、40,075kmだそうです。