クラブ価値

一般的に「企業価値」の算定には様々なる方法がある。例えば上場企業であれば、その株価を基にした「時価総額」(株価x株式数)がその判定の基礎となるであろうし、非上場企業であれば、その算定には「DCF法」なり「WACC法」などの詳細なる判断材料が必要となってくる。一方私どものような「NPO法人」の「価値」を数値ではかるのは難しい。何故ならば株式市況にも登場せず、年間の収益だけで判断するのはもっとも危険であるからである。収益構造を求めず、クラブ員が価値を見出し賛同し、ボランティア的に活動してきた経緯があるからこそ、その「クラブ価値」は内に秘めているファクターが多い。NPO法人を立ち上げた目的の一つに「クラブ価値の増大」がある。その「クラブ価値」とは数字には表せない、メンバーひとり一人の「志:こころざし」を総額したものであろう。そういった意味で「NPO法人」の価値を敢えて数値的に試算するのであれば 以下の如くその法人への投資額を一つの指標とするのも、考え方としてそれほどかい離はしないと考える。要はメンバーの「こころざし」はお金にかえられないが最低限の数値評価をするには投資額に定着する。クラブの投資額とは「スポンサーからの支援金」「クラブ年会費」「事業収入(入場収益)」等がそれにあたるが、当クラブは残念ながらスポンサーがついていない立場から、「クラブ年会費」で推し量るしか術はない。過去30年間の投資額(クラブ員の年会費+OB関係者からの寄付金)を試算すると、1986年~1995年が総額\23百万円、1996年~2005年が\70百万円、2006年~2015年が80百万円となっている。NPO法人設立が2006年であることから、公式法人として都庁に提出している事業収支報告書から 我がエリースの「クラブ価値」は投資額だけで換算すると\80百万円となるわけだ。この評価額が高いのか、低いのかは皆さんにお任せするとして、来る2020年東京オリンピックパラリンピック、エリース創立50周年の年には予測ではクラブ価値額は\100百万円となるであろうと勝ってながら試算している。あるお金持ちがエリースブランドを丸ごと購入して、Jリーグなりスクールを立ち上げたいとすれば 1億円はかかりますよということだが、それには今まで苦労されてきた諸先輩方々或いは450名のOBの皆様、160名の選手の皆さんの「こころざし」は含まれてない。何とも安い買い物となる。例え1億円で売却しても メンバーの手元には一人当たり\16万円の配当しかつかない。これでは、チョット売れませんね!!(笑)